2009年02月19日
建部 さんの私設私書箱気になったことを調べた結果を書くブログシアン化水素の毒性
オウム事件はコレを使用したそうです。
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シアン化水素は殺虫剤のほか、化学兵器(毒ガス)として使用された様に、動物にとって致死性の毒物である。 その毒性の発揮は、シトクロムをはじめとする生体内のヘム鉄の Fe3+ に配位し、細胞内呼吸を阻害することによる。中毒死した場合は、全身が赤く染まる(青酸塩の場合はそうならない場合もある)。
すなわちヒトなどの脊椎動物がこの物質を摂取すると、シアンがヘモグロビンを封鎖する。さらには細菌以上の動物ミトコンドリアのシトクロム酸化酵素複合体(COX)とも結合・封鎖し、電子伝達系を阻害することでATP生産量を低下させる。 この点で植物ミトコンドリアはシアン耐性経路(Alternative Oxidase:AOX酵素)を備えるため耐性を持つ。
気体の毒性には異なったデータがあり、270ppmで即死というものから、5000ppmの1分間の吸入で半数死亡というものまである。これは肝臓によるチオシアン酸化解毒能力と、細胞の壊死に対する抵抗力における個体差ゆえと考察される。蓄積性は低いので、一度意識が戻れば急速に回復する。
火災によりアクリル製品等が熱分解し、シアン化水素が発生して中毒することがある。一酸化炭素とともに火災時の中毒原因となっている。 デパート等の火災に際し、落ち着いて避難中の人が突然倒れた事例がある。(長崎屋火災)
そのほか毒物としての青酸については、青酸カリの項を参照されたい。
使用例
かつてはホロコーストの際にガス室で使用された。この時にはツィクロンBという殺虫剤が流用された。可燃性であることから、ガス室の隣に燃焼炉があるので危険で使えないという否定論者もいるが、上記のとおり爆発する濃度は5.6%(56000ppm)以上であり、中毒死には270ppm?5000ppm(0.5%)で十分であることを知れば、成り立たない。なお日本でも同時期にサイロームという同種の製品が存在し、ミカン農家などで使われた。人に対する毒性が強いため、殺虫用途での使用はかつてより減っているが、現在でも、輸入食品の燻蒸に使用されている。
日本軍が対戦車兵器として液化青酸270g入りのビン「一式手投丸缶」(ちゃ剤、ちび弾とも呼ばれた)を製造した戦車にぶつけて割ると、装甲の隙間から中に入り込み、乗員を中毒させるのが目的であった。日本で時々、遺棄されたこの兵器が地中から発見されている。
この毒性に着目したオウム真理教がテロ未遂事件を起こしている。(新宿駅青酸ガス事件)
引用『ウィキペディア(Wikipedia)』
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